MustangJoe / Pixabay

一般印刷の代表的な印刷方式です。

写真や文字の細部まで鮮明に印刷することが可能であるため、商業印刷物や美術印刷の多くはこの印刷方式が用いられています。現在世界中で供給される商業印刷機の多くをオフセット機が占めています。

特徴

オフセット印刷は、大量の印刷を短時間で仕上げることが可能で、さらに大部数の印刷であればあるほど、単価も低価格になるのが特徴です。

名前の由来と原理

オフセット(OFFSET)とは「付けて離す」といった意味であり、この印刷方式の仕組みをそのまま表しています。

印刷版として凹凸の無いPS版※と呼ばれる薄いアルミ製版を使用します。この版の表面には感光剤が塗られているため、光を当てることで化学反応を起こします。

その作用を利用して現像すると、水をのせやすい部分(親水層)と、水を弾く部分とに加工されます。版を水で湿らせると、親水層にだけ水分が残ります。

この状態でインキを付けると、油であるインキは水と反発します。すると、親水層にはインキがのらず、水を弾いた画線部のみにインキがのります。これによって、画線部のみが印刷されるというわけです。※厳密にはわずかに凹凸があります

つまり平版印刷の版には、水をのせる親水層と、油(インキ)をのせる親油層の2種類の場所ができ、この性質を利用して印刷を行っているのです。

 

 

オフセット印刷の印刷機

オフセット枚葉印刷機(枚葉)

11枚が切り離されている枚葉紙をセットして印刷します。

多種多様、様々なサイズの印刷機械があります。

 

オフセット輪転印刷機(オフ輪)

巻取り紙をセットして印刷します。

枚葉印刷よりは数倍の高速で連続的に印刷できるので、新聞、折込みチラシなど短時間で大量の部数が必要な印刷に適しています。折りなどの後加工もインラインで行えます。ただしセットできる巻取り紙の幅はオフ輪機の機種に制約されます。A判の場合は1,250mm880mm625mm3種類、B判の場合は1,085mm765mm383mm3種類の用紙幅があります。

 

 

 

オフセット印刷機械メーカー

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